隔日おおはしゃぎ (Road of座)

Road of座(ロードオブザ)の代表大橋拓真が、ほぼ隔日でコラムを書くところ

2017-01-01から1年間の記事一覧

♯61 Road of座の2017年

これでキミもRoad of座のこと団員よりまるわかり! Road of座2017年表!2017年1月31日 札幌市某定食屋にて結成さる 3月21日 旗揚げ公演「みぐるみ」上演さる 4月6日 代表札幌から消滅 6月4日 ロゴ出現 6月16日 隔日おおはしゃぎ出現 7月9日 舞台アクションWS…

♯60 Road of座よりメルルィイイクルィイィスマァ

HO-HO-HOよい子の諸君、サンタからプレゼントはもらえたかなー? まだだという子は急いで日付変更線を目指そう!クリスマスってのは何故か「勝ち」と「負け」が生まれる不思議なイベントなのさ。しかしこの場合「勝った」と意識してしまってるやつは既に負け…

♯59 うねり

久々にブログを書く。伊勢川から、これはもはや隔日じゃなくて気まぐれおおはしゃぎだと揶揄されたがその通りである。しかしそれは詰まるところ波であり、ウェーブである。どんな海にも干潮と満潮があって、しけとなぎがある。会う人みんなが想像より都合よ…

♯58 時間はロマンだ

幼い頃からモヤモヤしていて、でもきちんと全貌を掴みきれず、ちゃんと言葉を当てはめられなかったものにようやくたどり着けた気分。時間。時間だった。時間こそが、僕があらゆる手段を講じて追求していかねばならないものだと気づいた。それは概念的で便宜…

♯57 どこから来たのか

いま着ているコートはとてもあったかい。去年の冬の始めに大阪のエキスポシティで買ったやつで、めっちゃ高かった。長く着るつもりだけど今はまだまだ新参。いまかけているメガネは汗でよくズレる。前までかけていたメガネは軽井沢の温泉に入ってる最中にパ…

♯56 まつりのあと

お祭りのあとってどうしてあんなにむなしいんだろう。始まる前はあんなにきれいで盛り上がった装飾が急に所在無げになる。着ている服もなんだか、気持ちと釣り合わなくなって不格好になる。忙殺された書類の束が思い出の品に見え始める。かといってそれらが…

♯55 愛せよガラクタ

実家の押し入れの一番下の段。中学くらいから触ってもいないそこには大量のトレーディングカードゲームが眠っている。遊戯王とデュエマ。どんなカードも戦略次第な遊戯王に比べてデュエマはもうどうしようもないカードがたくさんある。とにかく光るカードを…

♯54 瞬間という魅力

眠る瞬間を感じたい。日の出の瞬間が見たい。南中の瞬間も見たいし、日が赤くなる瞬間も見たい。そして太陽が水平線に沈んでいく瞬間。賢くなる瞬間を感じたい。記憶した瞬間を感じたい。背が高くなる瞬間を感じたいし、体重が増えた瞬間。視力が0.1悪くなる…

♯53 今日はおしばい

今日は記念すべき海外初舞台出演ということで朝からむずかゆい期待にとらわれております。小さくてもこれが僕の初めてで、それが終わったら今日はもうおしまい。一人でなんでもしていい舞台は好き。他人を信じる必要がないから。自分の気持ちさえ持っていく…

♯52 ある風景

この一年は本当に奇妙であったとつくづく思う。何をしたかと問われると、何もしていなかったのかもしれない。もといた場所に一年をかけて戻ることに盛大に労力を使っているという表現が最適である。先日は我がホストマザーの記念すべき誕生日であった。彼女…

♯51 The U.B.C hitchhiker

これは、僕の友達のいとこの隣人の愛人が言ってたことならしいんだけどね。昔バンクーバーでヒッチハイクしようとした女の人がいたんだって。行き先はU.B.C。ブリティッシュコロンビア大学だね。その日は雨で、その人はずぶ濡れになりながら車を止めようとし…

♯50 敗北のワームホーム

過ぎた日を偲べば、愚かなことばかりやってきた。人の目も気にしたし、体裁だけを守ろうとした。なりたい自分になろうと思って、柄にもないことを言ったりもした。だけど変わったのはうわべだけ。僕の全ての選択を司るこの核的なところは十代を終えてすっか…

♯49 なぜ日本人の英語はダサいのか

ときどき、英語でディベートをやったりする。バンクーバーの学校にはブラジル人が多くて、次にアジア人。日本人、韓国人と台湾人。中国人は学校にはあまりいない。街にはたくさん。たまにスペイン人やドイツ人、フランス人。シリア人とも少し話した。ディベ…

♯48 11月のタンゴ

・「今年もSeptemberを9月に聞き忘れた」と思う11月・一月が31日じゃない月の覚え方の「西向く侍」の侍がピンと来ない11月 そんな11月がついに始まりました。僕はというと風邪をひいて一日中部屋に引きこもっております。全くもって不毛。充実させるべき時間…

♯47 Hotel Californiaを和訳してみた

https://m.youtube.com/watch?v=8UAlD8SI-6U Hotel CaliforniaOn a dark desert highway, Cool wind in my hair, Warm smell of “colitas” Rising up through the air, Up ahead in the distance I saw a shimmering light, My head grew heavy and my sight…

♯46 テンション☆アゲアゲ『時は流れて面影』

ハレルゥヤ!ハレルゥヤ! ヤヤッ、向こうの岸の道路が明るいぞ。あれはまさか、よもや近未来生命倫理学の重鎮ではあるまいか。 ハレルゥヤ!ハレルゥヤ! やつが知ってるのは二つの言葉だけ。『ハレルゥヤ』と、『通時的解釈における私』これだけ。粋じゃね…

♯45 Road of座カナダ支部通信2

セブを発ったのが10月の8日で、バンクーバーに到着したのが10月14日。だからこっちに来て大体一週間。セブは日本より1時間早くて、バンクーバーは日本より16時間遅い。合計17時間のひずみ。こんな短期間に日本を挟んでこんなに時差を体験するなんて、なんて…

♯44 私が英語を話せない理由を考察

一体何故なのか。カナダに来てまでそんなことをちまちまと考えている自分は情けないが考察してみました。その結果がこれ! ①単語を知らない 分かりやすい理由だよね。結核って言うときに「tuberculosis」を知らなかったら当然だけど一言で結核を伝えることは…

♯43 Road of座カナダ支部通信

続いて目指すは遥か彼方 勇む足音右手にガラナ 降るな降るな!まだ待て冬到来 オーライ将来、来るな苦しみ金輪際 街は人気無く車道はデカい 港の方はうってかわってビルとか高い longでpunkで目指すは無敵のドンキーコング 待ちわびるぜウェストミンスター …

♯42サボリ魔ダイジェストの一週間

他案 ・ダイジェスト魔一週間のサボリ ・一週間のサボリダイジェスト魔 ・魔のダイジェストサボリ一週間 ①魔の金曜日『サボリ、卒業などをする』セブはとってもよいところじゃった。みなさん優しいし女はホット。止まらぬ問わず語り。ポリシー。セクシー。ま…

♯41 暇エクストリームここに至れり

少年期の僕はつくづく暇を極めていた。少年期の僕のライフワークは、絵を描くことだったのである。しかし思うに僕は絵が上手ではない。余談だがその事を知ったのは小学校低学年であった。僕が描いた渾身の蛸を家族の誰一人蛸だと気づかなかったのである。あ…

♯40 死にかけのごきぶり

閑静な我が寮の心地よさを奪ったのは暴風雨でもテロリズムでもありませんでした。あいつが出たのです。あいつが。そう、ピー子です\違います/そう、ごきぶりです。やつはベッドにほど近い壁を俊敏に動き回りました。やつのその重力をもろともせぬ身体能力…

♯39 『ウソをつく』コツは『ウソをつかない』ことなんじゃないかって話

日常生活に欠かせないウソ。美味しくない料理。似合っていない服。見栄を張りたい心。サボりたい気持ち。あらゆる事象があなたにウソをつくべし、とささやいてくる。素直なことはそれは素晴らしい。といいつつ素直だと思ってるあいつだってきっと何百回とウ…

♯38 難しき哉。いんぐりっしゅ

いや、マジで。そうなんすわ。ええ。いやそらすまんかったって。堪忍してえな。ワシかてこんな話されへんもんやと思てなかったんやって。だって単語をそんな知らんがな。ほな試しに聞かせてもらいますけど「片側三車線」って何て言ったらいいのん?「是非お…

♯37 例えば友達四人で歩いているときに先頭を歩く人と歩かない人

人の性質の分け方は数あれど、僕はひとつこの物差しを持っている。例えば友達四人で歩いているときに先頭を歩く人と歩かない人正確に言うと歩ける人と歩けない人、かもしれない。数人で歩いているときの身の振り方には人柄がよく現れていると思う。誤解を招…

♯36 色んな夜

おもえば色んな夜が、あったなあ 当たり前のようにあんしんしてねた夜 悔しくてねむれなかった夜 今日一日のことを復習していた夜 夜通しおさけを飲んでいた夜 うたいつづけた夜 ピアノひきつづけた夜 おどるれんしゅうしていた夜 あるきつづけた夜 自転車こ…

♯35 問はず語らず

数年前にどこかで聞いた言葉をずっと心の片隅に置いている。「汝の過去はその現在にて知らるべし」不思議なもので、いつまでも覚えている言葉というのはガラスケースに飾られて大事に渡されるようなものではないことが多い。むしろ一瞬の会話で吐き捨てられ…

♯34 CK泥棒事件とコックロッチonベッド等の雑記

謎に包まれた事態である。僕のいる学校では最近、カルバン・クラインのパンティーだけが盗まれる事件が続発している。僕はカルバン・クラインを持っていないので事なきを得ているが、この学校で一体何が起きているのだろうか。最初は愉快犯か変態かと思われ…

♯33 Road of座フィリピン支部その2

ぶっちゃけ英語はなんだで通じる。そう思った。さんたんげんのエスが付いてなくても、全部現在形でしゃべっても、エルとアールの発音同じでも通じる。日本の先生は文法に発音にうるさかった。細かいことは本当は本当に考えなくていいのかも。こないだ現地の…

♯32 明日があるさ

過去に対する不安や絶望は必ず乗り越えられると信じている。僕にとって大変なのは未来に対する不安や絶望である。「あの時不安だったなー」「あのとき絶望したなー」よりも「これから不安だなー」「これから絶望だなー」の方がつらい。今しか生きることが出…