隔日おおはしゃぎ (Road of座)

Road of座(ロードオブザ)の代表大橋拓真が、ほぼ隔日でコラムを書くところ

第二回公演!

早くも夏の日差しが強く照りつける毎日でございますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、たらたらとブログの更新だけが続いておりましたが!


8月29日!!

Road of座第二回公演が決定いたしました!!(^o^)/

8月29日、ですよー!(火曜日です)

時間はまだ最終調整中ですが、午前、午後、夜といった感じで【3回】ステージをやる予定です:->




その他7月14日現在決定している公演情報↓
是非ご確認くださいm(_ _)m


Road of座 第二回公演
「タイトル未定」
脚本演出:伊勢川明久
出演:大橋拓真・北原岳哉・小川駿
舞台監督:稲葉春樹
衣装:秋山里美
音楽:吉田七海統
照明:平井彩良
制作:井町久美子

【時】2017年8月29日(火)

【場所】フード&メディカルイノベーション国際拠点(北海道大学北キャンパスの北側、JR札幌駅北口より車で約15分)



第一回公演よりもさらにパワーアップしてお送りしていきます!
どうぞお日にち調整していただき、たくさんのご来場お待ちしております!

つきましては第二回公演に向けましてRoad of座、今後より一層活動を活発化、多角化させていきますので、是非お付き合いお願いします。



PS
(8月29日ですよ…!)

♯12 Road of座に名を連ねるバカを紹介する弐


2017年1月31日、私は遅れた時間を取り戻す勢いでその定食屋へ駆け込んだ。その日、世界の何かが確かに変わろうとしていた。いやあるいはその予兆は私の認識世界においてのみであったのかもしれない。それでもいい。とにかく、とにもかくにも、どこぞのインテリが実りある知識を得ていたその夜、生真面目が社会奉仕に精を出していたその夜、誰かがどこかで誰かに愛を誓っていたその夜、 二人の男が私を待っていた。そして、ニヤニヤしながら水を啜っていた。


いなば-ハルキ【稲葉春樹】《動》

ニコニコ動画超人気シリーズ「男子高生に失恋させてみた」にてその存在を不動のものとした永遠のイコン。何もない休日は家で唇をへの字に曲げて過ごしている。{誤解されがちランキング、5年連続1位}{メガネ取ればいいのに全道オープン、5年連続2位}{本舗本舗、本舗本舗本舗、3位}{2016年度新歓一年目女子人気投票、1位}全日本国民と腐れ縁。なお、昨年センター試験では【以下の語群の中から稲葉春樹でないものを選べ】といった問題が出題され正当率は3%以下であった(下記参照)。これまでの人生をすべて手刀とヘドバンだけで乗りきってきた。自己管理能力は極めて高く、睡眠時間2秒の世界でも変わらぬハイパフォーマンスを見せる。言いたいことが言える。最近の目標はRoad of座の黒田清隆になることで最近の悩みは斜に構えすぎて骨盤がデフォルトでパリコレの角度になっていること。春樹のくせにいつも冬。

以下の語群の中から稲葉春樹でないものを選べ。
【物置・LOVE PHANTOM・白兎・五行に一度『あるいは』を使う作家・日本ハム往年の名スラッガー

♯11 センチメンタル・オブ・洗濯干場

明治から建てられているのではと疑ってしまうような古い石の家、昨日建てられたようなレンガの家、漁師が仕事のために作ったようなトタンの家、道を歩いていると色んな家があるけれど、どの家も晴れた日には洗濯物を外に干す。白いTシャツが、その含んだ水分をはなつ代わりに空の青色を染み込ませてしまうような、そんな気持ちのよい日には気分新たにみんな洗濯物を外に干す。みんな明日の天気を正確に知りたがるけれど、それはすべて洗濯物を外に干せるか干せないかを知りたいがためである。

そんな誰しも行う営みも、つぶさに一つ一つの物干し竿を見てみると、無限のパターンを見いだすことが出来る。空き巣は洗濯物を見て盗みに入る標的を決めるというが、彼らは盗人の前に一人の詩人である。

【いくらかの例】

・着古されたペラペラのシャツは、それを見せる相手を必要としない中年男のそれだろう

・小物干しに大量に留められた五本足靴下は更年期に手足の冷えに悩む主婦のそれだろう(水虫対策の可能性もある)

・やけに鮮やかな紫色のジャージの上下に黄色の刺繍が小さくあしらわれているのは中学生か高校生のそれだろう(大きさから察するに女子だろう)

・流行の発信地から遠く離れた山と海の町に干されたいかにも若者らしいダメージの入ったジーンズはここで生まれ育ったが都会を夢見て離郷し久方ぶりに親の様子を見に帰ってきた放蕩息子のそれだろう

・まだ若干の湿り気を残すウェットスーツは70を越えてもまだ元気に海に潜るお爺さんのそれだろう

・あの黒いパンツはなんだろう。


あらゆる方向に思いを馳せるとそれは宇宙を解き明かそうとする天文学的野心のようにきりのない話になってくる。しかしどうして、一つ一つの衣服でさえ無限の可能性を秘めているというのに、驚くことにはその一つ一つの組み合わせからさらに無数の可能性を考えることができることである。家族である。

【いくらかの例】

・「着古されたペラペラのシャツを着用する」中年男と「小物干しに大量に留められた五本足靴下を着用する」主婦は、今年で結婚36年目を迎える典型的な冷めた夫婦である。

・「着古されたペラペラのシャツを着用する」中年男と「小物干しに大量に留められた五本足靴下を着用する」主婦の間には、「ここで生まれ育ったが都会を夢見て離郷し久方ぶりに親の様子を見に帰ってきたいかにも若者らしいダメージの入ったジーンズを着用する放蕩息子」となる長男と、「やけに鮮やかな紫色のジャージを着用する中学生か高校生」の長女がいたが、「ここで生まれ育ったが都会を夢見て離郷し久方ぶりに親の様子を見に帰ってきたいかにも若者らしいダメージの入ったジーンズを着用する放蕩息子」はバンド活動に夢中になる余り、家の仕事を捨て、ついには家を捨て、単身上京したためほぼ勘当状態になっており、「やけに鮮やかな紫色のジャージを着用する中学生か高校生」の長女もその影響からか非常に難しい時期に入っており、毎日夜遅くまで良くない友人たちと近くの公園でたむろしている

・「70を越えてもまだ元気に海に潜るまだ若干湿り気を残すウェットスーツを着用する」お爺さんは息子夫婦が「ここで生まれ育ったが都会を夢見て離郷し久方ぶりに親の様子を見に帰ってきたいかにも若者らしいダメージの入ったジーンズを着用する放蕩息子」を見放したことで、一層その彼の身をいつも案じている、何故なら「ここで生まれ育ったが都会を夢見て離郷し久方ぶりに親の様子を見に帰ってきたいかにも若者らしいダメージの入ったジーンズを着用する放蕩息子」に最初にエレキギターを聞かせたのは彼だったからである

一体彼らはどこで人生の岐路を誤ってしまったのだろう。しかし息子は、数々の試練ともいえる日々を越えて、今日また自分のルーツとなる家に帰ってきた。母は久しぶりに息子のジーンズを洗濯し、そして久しぶりにそれを物干し竿に干した。息子は久しぶりに自分以外の人間が使う洗濯機の音を聞き、自分以外の人間が干す自分のジーンズを見た。彼は懐かしい実家の洗剤の香りと、故郷の空気を存分に蓄えたジーンズを独り履いたとき、一体何を思うのだろう。極めて感傷的である。


しかし、そのような感傷的な気持ちを大切に心にしまい込みながらも、ここにおいて最も重要な問題はおおよそ一つである。


『あの黒いパンツは誰のものなのか』

今日も明日も明後日も、みんな、晴れた日は洗濯物を干す。日当たりのいいところに干す。いくばくのセンチメンタルだけが乾かない。

♯10 思考は現実化するのかについての一つの実験

死力を尽くして人事を尽くして終幕した第二回公演を経て皆俺らの事無視できなくなるんだな。でもやっぱり無視するんだな。
でも俺らはそれに少しも構わない。やがて第三回公演、第四回と続いていって、めんどくさい順序を小バカにしながら俺は一足飛びにスターダムを駆け登る。身の程を考えてなにもできなかった奴にはこう言ってやろう。
「あら謙虚だねえ」。

手始めはまずローカルのCMだろうか。皆俺の事が気になり出す。徐々に俺を突き放した奴らはその逃した魚の大きさに気づき出す。俺はそれをほくそ笑み、でも何も感じてないように振る舞うんだ。「あの時はそりゃ誰でもそうしたよ。」なんてリップサービスまでつけて。

やがて俺は全国配給の映画に出演する。皆俺が遠いところに行った(行くべきだった)人間だと悟り出す。お茶の間に欠かせない存在になる。街を歩いていると皆声をかけて写真を撮る。誰も俺を誤解しなくなる。これまで俺の人生に関わった人間は嬉々として、俺とどれだけ親密な関係だったかを喧伝する。俺をみくびっていた人間も会話のネタでついそうしてしまう。終わってから少し空しくなる。突然旧友からの連絡が多くなる。全部に親切な返答をする。

そして毎月膨大な金を稼ぐ。食べたいものを食べたいときに食べて、行きたい場所に行きたいときに行く。気に入らない奴には五、六千円の酒をおごって申し訳なさそうな顔をさせる。自分の底の浅さに気づかせもせずに。俺を好きだった人はもっと好きになる。俺を嫌いだった奴も俺を認めざるを得なくなる。但し、別にそいつらに好きになってもらう必要はないんだな。だってそっちの方がそいつらの惨めさが際立つだろう?

そうしていつか、舞台をやる。やりたい芝居をやりたいようにやる。俺が一緒にやりたい奴とやる。チケットなんか1円でばらまいてやる。コンカリーニョが1日3ステ10日間満員御礼になる。拍手がなりやまない。カーテンコールの皆はとてもいい顔をしている。真ん中にいるのは俺だ。俺は小学生に戻る。俺は授業参観で発表がうまくいったときの俺の顔に戻る。


俺は人より芝居を見るようになる。人より本を読むようになる。人より映画を見るようになる。人より漫画を読むようになる。人より歌を歌うようになる。人より踊りを踊るようになる。人よりういろう売りを売るようになる。人より深くなる。

そして、意味深なことを言うだけ言ってその実薄っぺらいやつとそうでない奴を見分けられるようになる。そいつらと毎日論争しよう。時に負ける。その数だけ新しいことを知っていこう。自分に足りないピースを一つずつ探していこう。


そんなことを考えながら夜空を見てたら天の川が氾濫して溢れてきたんだ。不思議だね。

♯9 本物の出会い栃木に本物の出会いがあったのか


僕としては栃木と群馬の位置関係を覚えることが、社会科目の暗記のなかで最も困難な仕事であったことについて、僕はこれまで誰にも話したことがない。それが何ゆえによるものなのかについて僕の中には稚拙だが栃木なりに幾つかの仮説は用意されているわけだが、それについてはまた栃木の機会があれば述べることにする。

ここでは、果たして少年期私の栃木という認識を得なかった栃木という土地に本物の栃木があったのかについて(栃木県の公式キャッチコピーである)栃木したいと思う。

栃木県公式ホームページ

http://www.pref.tochigi.lg.jp/f05/kankouchidukuri/newcatch.html

本物の栃木その一…

歴史的遺産が思った以上に多いなんだかそんなイメージはなかった(僕だけ?)が行ってみると《日光東照宮足利学校鑁阿寺、中禅寺》などけっこう多い。日光東照宮世界遺産でちょっと調子乗ってるんじゃないかな?となった。

本物の栃木その二…

若者が十分楽しめるスポットが多い。足利フラワーパークというところでは数多くの藤がゴールデンウィークの時期に咲き、藤祭が開かれている。僕は絶句する壮麗さにおもわず「すげえ!」と言ってしまった。あと石谷資料館が素晴らしい。素晴らしいのでまたどこかで別記することとしたい。B'zのMayのMVなど色んな物で数多く使用されている場所である。

本物の栃木その三…

温泉、景勝地など圧倒的自然の迫力を感じることが出来る。有名な鬼怒川温泉をはじめ多くの温泉があるため、家のお風呂が壊れてしまったシーンには大活躍請け負いである。男体山は峻厳にして近くの中禅寺湖は優美、華厳の滝は(近くまで降りるエレベーターが有料だったのであまり見てないが多分)荘厳、まさに日本の誇る自然の雄大さと出会えるであろう。


素晴らしい場所である栃木。楽しい栃木。うれしい栃木。日本が誇る栃木。栃木なくして栃木なし。きっと栃木はこれからも栃木としてその栃木人生【栃木生】を栃木していくだろう。これを読んでいただいている栃木の諸君はぜひ栃木に来たら栃木に栃木してほしい。それが私の栃木である。



それにしても、「本物の出会い」って、どういう意味なんだろう…

♯8 大学生はバイク乗れ

・大学生は基本的にお金がない。
・バイトにサークルにレポートに追われてたら時間もない。
・何も出来ない。

「これから何か出来るさ」という諸君。一年生の間に「時間があればやろう」と思ってて出来なかったことは三年間あっても出来ない。『だから一生出来ない』

「人生の夏休み」などと言われる四年間という長い時間を終えてみて何をやったかがわからない。何も言うことがない。
「サークルを頑張ってました」
→頑張ってなくても言える。
「バイトしてました」
→時間を安い酒に替えました。
「勉強頑張りました」
→そう言えるほど勉強してる人は多くない。


そんなわけで悶々としてる人に僕はバイクに乗ることをすすめます。
バイクはいいものです。そこでなぜいいかを自分なりに考えました。

①乗ってたら楽しい

→人によります。でも電車や車で車窓を見るのが好きな人は間違いなく楽しい。

②どこまででも行ける

→徒歩、自転車、電車、そして自動車よりも遠くへ行けます。遠くへ行くと見たことないものを見ることが出来ます。普段関わらない人と関われます。また気軽さも旅への意識を軽くしてくれる。

③生活の足、旅行手段として使うと安上がり

→バイクは250CCくらいだと中古市場では40~50万くらいですが数年間の様々な移動費と比べて考えるとコスパが良い。少なくとも車を買うよりは安い。車庫代もいらないし、250CC以下なら車検代もいらない。燃費もよい。駐輪場にとめられれば駐車代もいらない。

④交通に慣れられる

車の免許をとってもペーパードライバーになる人が多いがバイクに乗っていれば基本そうはならない。また車よりも交通状況の確認がしやすいので教習所で習ったけど意味がわからなかったことが分かったりする。車の運転の上手い下手がバイクから見るとよく分かる。

⑤速い

→電車は時速こそ速いが駅からの遠さや乗り換えを考えると総合的に速いわけではない。車とは一緒でしょ!と思われるが信号前ではすり抜けて最前まで出れるし渋滞中でもすり抜けられるので影響を受けない。また停車からの加速度はバイクの方が速い。

いいことが多いですね。でも悪いところもあります。

①危ない

→車と違って転けるし転けたら大ケガは必至だし路面が濡れてたら案外すぐ滑る。あと横断歩道の白線濡れてたらマジで危ない。あと倒れるとバイクは壊れるし壊れたら修理代は高い。

②乗ってるときは「暑い」か「寒い」しかない

→「ちょうどいい」がほぼない。乗る前ちょっと動いたら汗ばむくらいだったら乗ったら寒いくらい。夏の暑いときは熱風が吹き付けてきて暑い。

③ヘルメットは髪ぺしゃんこになる

→直らない。

④寂しい

→深夜の峠道、燃料あと少し、正しい道を走っている自信がない。後ろ見たら真っ暗。あれを超える心細さってあるのかね!!

⑤持ち物が制限される、走ってるとき何も出来ない。

→サイドバッグをつけたりすると多少収納は増えるがそれでも少ない。カッパと上着は必携だから持てるものが少ない。走ってるとき地図が見れないから道があってるか分からない(付けることは出来るが)。


悪いところも多いですね。乗らない方がいいです。

《ところでバイクで彼女を後ろに乗せてイエアってことは皆様当然考えると思うんですが免許とって一年は乗せれませんし高速道路は三年です。逆にそれくらい慣れてないと怖くて乗せれないことがすぐにわかります。あと燃費が悪くなります。タイヤの空気圧が減りやすくなります。カーブが曲がりづらくなります。電車を使ってもらいましょう。 》

さあ、バイクに乗りましょう。
「また来年あるさ」の夏休みじゃないんです大学生活は。「Let it be」は現状に妥協させるため向こうから来る言葉です。こちらから求めに行くものではありません。そんなのは出ない杭、出れない杭の悔しい負け惜しみです。
危険と不安のど真ん中を時速100キロで駆け抜けて行こうではありませんか。アドレナリンの泉に脳髄をどっぷりと浸からせて、靴もズボンも髪の毛も風の色に染めて行こうではありませんか。曲がり角の向こうに何があるのか気になってどうしようもない好奇心をワスレズニ行こうではありませんか!

ちなみに北海道は雪が降りだすと乗れなくなります。参考までに


追伸
ツーリングは一人でやってもツーリングです。

♯7 Road of座に名を連ねるバカを紹介する壱

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ふと思い立ち「そうだ団員紹介をしよう」としたがよく考えると団員は3名であった。しかしとりもなおさずそれらを他己紹介のような風情で書き列ねてゆく試みをする。内容は主に大橋が勝手なイメージの投影と作為的な空想によって描くものであり、本当の姿は必ずしも紹介されないことを肝に銘じ読み進めていってほしい。

いせがわ-あき-ひ-サ【伊勢川明久】《名》

身長の割に名前が長い。幾度かの深刻な谷を経て最近は公私とも充実したライフを送っている。深刻な谷の時代にタイムリープの咎を背負い現在は吸血鬼としてその日々を過ごす。{同期内とりあえずムカつくことがあったとき脳内でタコ殴りにしてしまう奴ランキング三年連続2位(筆者調べ)}役者をするときは『俺って役者だからさ』脚本を書くときは『ホラ、俺って脚本家だからさ?』小道具スタッフをするときは『俺小道具のセンスはいいんだよ』が口癖となる。一時期その身をクリスマに窶す。大橋とは悪友、好敵手、脅迫の被害者と加害者など様々な側面を持つ盟友である。よくRoad of座の代表に間違えられるが、言っておくが脚本演出と座長は違ってもよい。好きなものは鏡で、好きなことは鏡を見ること、好きな鏡は姿見である。スーツが似合わない。それにしても今最も芝居への知に飢えて生きている奴だと思う。今年の対校祭では調子に乗ったのか、気になるところである。【用例】―のようだ(=小さい、たたない)