隔日おおはしゃぎ (Road of座)

Road of座(ロードオブザ)の代表大橋拓真が、ほぼ隔日でコラムを書くところ

かたはらいたし♯1

ブログを書けと言われた。パワハラである。テスト直前なのに。明日朝からニンテンドースイッチの抽選があるのに。伊勢川さんはプレッシャーのかけ方がうまい、と最近感じ始めた。サボり癖がある僕に絶妙なタイミングで、しかし直接そうとは言わずに「お前今やることやってないんちゃうんか? ほっといたらほとぼりも冷めるやろと思ってるんやったら、甘いぞ」という旨を伝えてくる。なんて嫌な子!綺麗な顔してどこでそんな術を身に着けたのかしらん。まぁ、ささっと書き終えてスプラトゥーン2の実況動画を見よう。金曜日のブログに前回公演の動画がアップされていたがあれを80分もかけて見るよりMOTTYのスプラ2実況動画(https://www.youtube.com/user/MOTTYGAMES)を見て各ブキの使い方、立ち振る舞い方を学ぶべきだ。

 大橋さんと違って僕は世の中に強く訴えかけたいことなんてない。だいたい「きたはらのかたはらいたし」ってなんだよ、すげー物申しそうじゃん。何にもない、明日ビックカメラでやるニンテンドースイッチスプラトゥーン2同梱版の抽選会で当選すること、望みといえばそれくらいである。なんであんな倍率高いの、しかも店員が当選番号抜き取ってるんやから当たりっこないやないか!






 
 最近「断られたらどうしよう」と考えるのをやめた。「断られたらどうしよう」と考えるのは謙虚だからではなく傲慢だからかもしれないと思ったからである。断られるのを恐れるのは、自分が断られないべき人間だと考えているからだと気がついて、恥ずかしくなった。老け顔でアゴが出ているうえヒゲまで濃いのにどんだけ自分に価値があると思っているんだろう。

 「やめた。」と言ったが、思考回路に根付いてしまった癖がそんなにすぐ止められるはずもないから相変わらず「断られるかも」と躊躇することも多い。でも今週の僕は違う。断られることを恐れず「お願い、日曜の抽選会手伝って」と言いまくっている。だって僕は特別な人間ではなくて、ニンテンドースイッチスプラトゥーン2同梱版がどうしてもほしいんだから。先輩、同期にはひたすら来てくれるようお願いし、後輩にはパワハララインを送りまくっている。何人かに「バック(見返り)は?」と真顔で聞き返されたときはちょっと傷ついた、バチが当たればいいのに。もっとはやくこうして頼んでいれば今頃スイッチは僕の手元にあっただろう。

いつか、卑屈な顔をせずに人に頼み事ができるようになりたい。スプラトゥーン2を堪能したら今度は、「公演見に来て」とお願いするので、その時の顔が卑屈じゃなかったら、見に来てください。

しかしまぁ大橋さんはよく週に三回もあんな長い文章書けるね、どれもだいたい1500字超えるぐらいだぜ。大学のレポートもそのペースで書けてれば留年しそうなのを誤魔化すために休学(北原個人の見解)することもなかったでしょうに。