隔日おおはしゃぎ (Road of座)

Road of座(ロードオブザ)の代表大橋拓真が、ほぼ隔日でコラムを書くところ

隔日おおはしゃぎ

♯55 愛せよガラクタ

実家の押し入れの一番下の段。中学くらいから触ってもいないそこには大量のトレーディングカードゲームが眠っている。遊戯王とデュエマ。どんなカードも戦略次第な遊戯王に比べてデュエマはもうどうしようもないカードがたくさんある。とにかく光るカードを…

♯54 瞬間という魅力

眠る瞬間を感じたい。日の出の瞬間が見たい。南中の瞬間も見たいし、日が赤くなる瞬間も見たい。そして太陽が水平線に沈んでいく瞬間。賢くなる瞬間を感じたい。記憶した瞬間を感じたい。背が高くなる瞬間を感じたいし、体重が増えた瞬間。視力が0.1悪くなる…

♯53 今日はおしばい

今日は記念すべき海外初舞台出演ということで朝からむずかゆい期待にとらわれております。小さくてもこれが僕の初めてで、それが終わったら今日はもうおしまい。一人でなんでもしていい舞台は好き。他人を信じる必要がないから。自分の気持ちさえ持っていく…

♯52 ある風景

この一年は本当に奇妙であったとつくづく思う。何をしたかと問われると、何もしていなかったのかもしれない。もといた場所に一年をかけて戻ることに盛大に労力を使っているという表現が最適である。先日は我がホストマザーの記念すべき誕生日であった。彼女…

♯51 The U.B.C hitchhiker

これは、僕の友達のいとこの隣人の愛人が言ってたことならしいんだけどね。昔バンクーバーでヒッチハイクしようとした女の人がいたんだって。行き先はU.B.C。ブリティッシュコロンビア大学だね。その日は雨で、その人はずぶ濡れになりながら車を止めようとし…

♯50 敗北のワームホーム

過ぎた日を偲べば、愚かなことばかりやってきた。人の目も気にしたし、体裁だけを守ろうとした。なりたい自分になろうと思って、柄にもないことを言ったりもした。だけど変わったのはうわべだけ。僕の全ての選択を司るこの核的なところは十代を終えてすっか…

♯49 なぜ日本人の英語はダサいのか

ときどき、英語でディベートをやったりする。バンクーバーの学校にはブラジル人が多くて、次にアジア人。日本人、韓国人と台湾人。中国人は学校にはあまりいない。街にはたくさん。たまにスペイン人やドイツ人、フランス人。シリア人とも少し話した。ディベ…

♯48 11月のタンゴ

・「今年もSeptemberを9月に聞き忘れた」と思う11月・一月が31日じゃない月の覚え方の「西向く侍」の侍がピンと来ない11月 そんな11月がついに始まりました。僕はというと風邪をひいて一日中部屋に引きこもっております。全くもって不毛。充実させるべき時間…

♯46 テンション☆アゲアゲ『時は流れて面影』

ハレルゥヤ!ハレルゥヤ! ヤヤッ、向こうの岸の道路が明るいぞ。あれはまさか、よもや近未来生命倫理学の重鎮ではあるまいか。 ハレルゥヤ!ハレルゥヤ! やつが知ってるのは二つの言葉だけ。『ハレルゥヤ』と、『通時的解釈における私』これだけ。粋じゃね…

♯45 Road of座カナダ支部通信2

セブを発ったのが10月の8日で、バンクーバーに到着したのが10月14日。だからこっちに来て大体一週間。セブは日本より1時間早くて、バンクーバーは日本より16時間遅い。合計17時間のひずみ。こんな短期間に日本を挟んでこんなに時差を体験するなんて、なんて…

♯44 私が英語を話せない理由を考察

一体何故なのか。カナダに来てまでそんなことをちまちまと考えている自分は情けないが考察してみました。その結果がこれ! ①単語を知らない 分かりやすい理由だよね。結核って言うときに「tuberculosis」を知らなかったら当然だけど一言で結核を伝えることは…

♯43 Road of座カナダ支部通信

続いて目指すは遥か彼方 勇む足音右手にガラナ 降るな降るな!まだ待て冬到来 オーライ将来、来るな苦しみ金輪際 街は人気無く車道はデカい 港の方はうってかわってビルとか高い longでpunkで目指すは無敵のドンキーコング 待ちわびるぜウェストミンスター …

♯42サボリ魔ダイジェストの一週間

{他案 ・ダイジェスト魔一週間のサボリ ・一週間のサボリダイジェスト魔 ・魔のダイジェストサボリ一週間} ①魔の金曜日『サボリ、卒業などをする』セブはとってもよいところじゃった。みなさん優しいし女はホット。止まらぬ問わず語り。ポリシー。セクシー…

♯41 暇エクストリームここに至れり

少年期の僕はつくづく暇を極めていた。少年期の僕のライフワークは、絵を描くことだったのである。しかし思うに僕は絵が上手ではない。余談だがその事を知ったのは小学校低学年であった。僕が描いた渾身の蛸を家族の誰一人蛸だと気づかなかったのである。あ…

♯40 死にかけのごきぶり

閑静な我が寮の心地よさを奪ったのは暴風雨でもテロリズムでもありませんでした。あいつが出たのです。あいつが。そう、ピー子です\違います/そう、ごきぶりです。やつはベッドにほど近い壁を俊敏に動き回りました。やつのその重力をもろともせぬ身体能力…

♯39 『ウソをつく』コツは『ウソをつかない』ことなんじゃないかって話

日常生活に欠かせないウソ。美味しくない料理。似合っていない服。見栄を張りたい心。サボりたい気持ち。あらゆる事象があなたにウソをつくべし、とささやいてくる。素直なことはそれは素晴らしい。といいつつ素直だと思ってるあいつだってきっと何百回とウ…

♯38 難しき哉。いんぐりっしゅ

いや、マジで。そうなんすわ。ええ。いやそらすまんかったって。堪忍してえな。ワシかてこんな話されへんもんやと思てなかったんやって。だって単語をそんな知らんがな。ほな試しに聞かせてもらいますけど「片側三車線」って何て言ったらいいのん?「是非お…

♯37 例えば友達四人で歩いているときに先頭を歩く人と歩かない人

人の性質の分け方は数あれど、僕はひとつこの物差しを持っている。例えば友達四人で歩いているときに先頭を歩く人と歩かない人正確に言うと歩ける人と歩けない人、かもしれない。数人で歩いているときの身の振り方には人柄がよく現れていると思う。誤解を招…

♯36 色んな夜

おもえば色んな夜が、あったなあ 当たり前のようにあんしんしてねた夜 悔しくてねむれなかった夜 今日一日のことを復習していた夜 夜通しおさけを飲んでいた夜 うたいつづけた夜 ピアノひきつづけた夜 おどるれんしゅうしていた夜 あるきつづけた夜 自転車こ…

♯35 問はず語らず

数年前にどこかで聞いた言葉をずっと心の片隅に置いている。「汝の過去はその現在にて知らるべし」不思議なもので、いつまでも覚えている言葉というのはガラスケースに飾られて大事に渡されるようなものではないことが多い。むしろ一瞬の会話で吐き捨てられ…

♯34 CK泥棒事件とコックロッチonベッド等の雑記

謎に包まれた事態である。僕のいる学校では最近、カルバン・クラインのパンティーだけが盗まれる事件が続発している。僕はカルバン・クラインを持っていないので事なきを得ているが、この学校で一体何が起きているのだろうか。最初は愉快犯か変態かと思われ…

♯33 Road of座フィリピン支部その2

ぶっちゃけ英語はなんだで通じる。そう思った。さんたんげんのエスが付いてなくても、全部現在形でしゃべっても、エルとアールの発音同じでも通じる。日本の先生は文法に発音にうるさかった。細かいことは本当は本当に考えなくていいのかも。こないだ現地の…

♯32 明日があるさ

過去に対する不安や絶望は必ず乗り越えられると信じている。僕にとって大変なのは未来に対する不安や絶望である。「あの時不安だったなー」「あのとき絶望したなー」よりも「これから不安だなー」「これから絶望だなー」の方がつらい。今しか生きることが出…

♯31 Road of座フィリピン支部

えー、こちら大橋こちら大橋。どうぞ。どうぞ。そちらの声が全く聞こえない。こちらの声は聞こえているのか。質問している、質問している。ワンツゥーワンツゥー。麒麟です。ハッハッ、ヘイヘイ、ロウロウ。えー、こちら大橋、そちらの声が全く聞こえない。…

♯30 命かけて

今日もぐーたら。昨日もぐーたら。一昨日も一昨々日もその前もその前も。ぐーたらぐーたら。勉強しなきゃ。準備しなきゃ。計画立てなきゃ。よーし…ぐーたらぐーたら。しょうがないので久しぶりに祖父母に会いに行った。元気だった。息子家族がやってくると言…

♯29 ナントカ編・完とナンタラ編・突入

6月頃から始まったこのブログを第二回公演への布石だと思っていたら、どうやら違いました。ここまで来てしまった以上、どうやら第百回公演まで隔日で更新していかねばならぬようです。嗚呼。しかし一つ、重要なチャプターが終わったことは事実。五年目コー…

♯28 終演!

時は西暦12017年8月29日。12010年に勃発したネオ関ヶ原の戦いで戦場となった日本は火の海と化していた…。「ニポンが二分されてマス。」 「見下す関東。見下す関西。」 「老害迫害若者形骸放置。」 「手を取り合おう一人で死なないために。」ぐるぐるぐるぐる…

♯27 8411回目の午前11時44分

朝起きて、顔を洗って、歯を磨いて、髭を剃って、気がつけば午前11時44分を過ぎていた。休学中は時間に制約されることが少ないからあまり時計を見なくなった。例えば一年前の今日の午前11時44分は何をしていただろうと考える。確かこの時期は大阪の実家でダ…

♯25 誕生日!!!!

おはようございます。大橋です。いつも偉そうに文章書いてすいません。毎度毎度ほんとうに苦い顔して句読点一つ一つをうっております。それだけは分かって…。 今日はいつものコラムっぽさをなくしてお送りしてゆきたいとおもいますなぜなら!!! 今日は、明…

♯24 さつぽろぽろぽろ

久々の札幌に帰ってきてだいたい一週間が過ぎて、少しずつ気持ちも住んでた頃に近づきつつある。しかし何とも、この街で自分が二年間も生活していたという実感が生まれづらい。一つは、札幌を去るときと少しずつ風景が変わっているからかもしれない。まだ四…