隔日おおはしゃぎ (Road of座)

Road of座(ロードオブザ)の代表大橋拓真が、ほぼ隔日でコラムを書くところ

♯5 印象に残った人たち

今回は旅行している間に出会った人たちの中で特に印象に残った人たちについて雑記のようになりますが記録していきたいと思います。
K氏
静岡県磐田市のスナックにて。童貞を快く思わない仏教徒の陶芸家。そのスナックに併設されたライダーズハウスに月一で泊まりに来ているらしい。悩みは東京の母がすぐ自分を呼ぶこと。「若くても年寄りみたいに訓を垂れなさい」とアドバイスされた。
S氏
群馬県嬬恋村テーマパークにて。普段は映像クリエイターの仕事や文筆の仕事をフリーでやっているらしい。またインディーズで映画もいくつか撮影した映画監督でもある。石原さとみ広瀬すずを足して2で割った彼女に数年前フラれた。当初28歳と言っていたが問いただすと33歳だったことが発覚、おしゃれなイタリアンと言いながらサイゼリヤに入っていったため少し信用度を落とした。
Y氏
青森県津軽竜飛岬にて。人は家がなくても生きていけるのかを検証するため定職と家を離れホームレスしながら生きているらしい。今一番の関心事はホテルフロントに先日導入されたpepper君の知能(pepper君VSsiri~仁義なきガチンコAI対決~を夢見る)。3歳から21歳まで狂言を習い、狂言師野村万之丞の弟子だったらしいが師匠が怖すぎたためやめた。津軽弁が聞き取れない際に通訳してくれる38歳ナイスガイ。
足利のおっちゃん
栃木県足利市の古き昭和の雰囲気を残す銭湯「花の湯」湯船にて。熱くて浴槽に入れないところを見て冷水を出してくれた恩人。「定年したら広辞苑を一ページ目から読もうと思ってたらもうそんな時代じゃなかった」という話が印象的。人当たりの良さから小学校の教師かもしれないなどと予想する。足利にまた寄るとおべんちゃらで約束してしまった。「花の湯」は「湯を沸かすほどの熱い恋」のロケ地となったので有名。
続く…